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2025/04/29 07:58 |
今週のてぬぐい 27 「赤べこ」
今年も残りわずかとなりました。
今日の札幌は、ここまでの少ない雪量を
取り戻すかのような大雪で
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朝方には雷も鳴り風も強く暴風雪警報まで出ました。

当然店の周りには雪が溜まっているわけで
いつもより早く店に来て雪かきをしなくてはなりません。
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この他に駐車場も掻いたのですが
掻いても掻いても降ってきてきりがない程でした。


昨日でクリスマスも終わり、先週から飾っていた「柊」の手ぬぐいから
年末年始に向けて、いよいよ来年の干支「丑」の登場です。

今週の手ぬぐいは「赤べこ」です。
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白地に、赤と緑に彩られたいろんな形の張り子の牛
そしてその隙間を埋めるように黄色とピンクの花柄模様を散らしています。

「赤べこ」は、福島県会津地方の郷土玩具で
その赤い色から魔除けの効果があるといわれています。
張り子の胴体に頭を糸で押さえているので
ゆらゆらと揺れる頭がとても可愛らしいです。

また、そのユーモラスな風体から
様々なキャラクターが産まれ地域に愛されているようです。

色鮮やかな干支の手ぬぐいを飾ると
それだけで気分も一新できそうですね。


ちなみに、手ぬぐいをワインに着付けてみました。
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ちょっと手ぬぐいがこなれ過ぎて着流し風になってますが
こんなボトルを新年の食卓に飾るのも面白いと思いますよ。

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2008/12/26 13:30 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週のてぬぐい 26 「柊」
今日の札幌は夜の内に雪が降ったのか
朝、外を見ると白く雪が積もっていました。
現在は、日が差したり隠れたりと
積もった雪も溶けはじめています。

クリスマスも近づき各地・各家庭でも
華やかなイルミネーションも点灯していますね。

そんなクリスマスをイメージさせる
今週の手ぬぐいは「柊」です。
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薄いグレーの地色に緑の葉と白い花、そして赤い実を付けています。

柊は常緑の広葉樹で冬に花を咲かせることから
季語でも冬の花とされています。
葉に棘があることから邪気を避けるとされており庭木や盆栽にも用いられており
庭の北東(表鬼門)に柊、南西(裏鬼門)に南天を植えると
「鬼門避け」と言われ良いとされています。
節分には鰯と一緒に飾ると鬼を払うとも言われています。

また、西洋では冬でも緑を保つため
クリスマスのリースとして用いられています。


そんなクリスマス気分を盛り上げる柊柄の手ぬぐいで
食卓を飾ったりワインを包んだり
そして、プレゼントのラッピングなどに使っても良いですよね。

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2008/12/15 12:21 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週のてぬぐい 25
札幌は一昨日から昨日にかけて
多くの雪が降り積もりました。
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今日は晴れ間を覗かせ、降り積もった雪を溶かしグチャグチャです。
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これが夜までに乾燥するはずもなく
夜には再度凍ってしまうのでツルツルになることでしょう。
昨日の雪かきに加え、凍った道を歩くことにより
また筋肉痛に悩まされることでしょう。


そんな寒い冬でも常に緑を保つ
今週の手ぬぐいは「松葉」です。

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薄い水色の地色に松の葉柄で白く抜いています。

日本人に古くから親しまれている木で
色が変わらないことから不老長寿の例えにも用いられる縁起の良い柄です。
能や狂言などの舞台背景には必ずといって描かれている柄でもあり
歌舞伎などにも松にちなんだ演目も数多くあります。
昔話や伝説などにも多く登場しており、
日本文化を象徴する表す樹木といってもいいです。

木全体や、葉、そして松ぼっくりなど
形も含め様々な柄のバリエーションも存在します。

先週の「竹」、そして梅と共に
寒い冬を耐える姿から「松竹梅」と呼ばれ
縁起の良い柄とされています。

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2008/12/08 12:38 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週のてぬぐい 24

今日から12月、いよいよ今年も残すところ
あと一ヶ月となりましたね。

今月12月は年末年始まで無休で営業いたします。

今日の札幌は、昨日の夕方から降り積もった雪を溶かすように
気持ちよく晴れ暖かい日差しの一日です。
それでも、日の当たらない場所は白いままで氷も残り
歩くときは気を付けないといけませんね。

そんな真っ白い雪の似合う景色に欠かせない
今週の手ぬぐいは「竹」です。

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白地に鮮やかな緑で竹の幹と葉を描いています。

一年中青々として真っ直ぐに伸びる姿から清浄な植物とされ
神事などにも用いられて縁起の良いものともされています。
これから年始に飾られる門松などにも使われています。
「竹取物語」や「舌切り雀」などの昔話、
「竹を割ったような性格」や「破竹の勢い」など
日本に古くから親しまれている植物ですね。

松・梅と並び寒い冬を耐える姿から
中国画で「厳寒の三友」と呼ばれ
そこから縁起のよい柄「松竹梅」と称されるようになったそうです。

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2008/12/01 13:54 | Comments(0) | TrackBack() | 店内
今週のてぬぐい 23
今月二度目の三連休最終日
今日の札幌は、先日積もった雪はほぼ溶け
晴れ間が出ているものの冷え込みは厳しく冷たい風が吹いています。

例年ですと雪が降ってもすぐに溶けてしまうのですが
今回は寒さが厳しいのもあってか溶けるまで時間が掛かり
路面に残った氷を見ると一気に冬になった感じがします。

そんな雪の結晶を思わせる
今週の手ぬぐいは「蛸足絞り」です。

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白地に淡い青と濃い青を使って、大小の模様を配しています。

蛸足絞りは、布地を糸で細かく縫ったり括ったりして染める「絞り染め」の技法の一つで
その模様が蛸の足のように見えることから呼ばれています。

古くから手ぬぐいの模様に使われてきており
江戸時代に描かれた浮世絵などにもよく登場しています。

色合い的には夏らしくもありますが
なんとなく雪の結晶を思わせるので、あえて今の時期に飾ってみました。

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2008/11/24 11:59 | Comments(0) | TrackBack() | 店内

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