三連休の最終日、
今日の札幌は抜けるような青空でしたが、
昼過ぎから雲が出てきて崩れてきました。
前々回の記事「円山散策」で七五三の話題について触れましたが
本来は11月15日に行われるようですが
北海道では寒さの関係で10月に行われます。
せっかくの晴れ着が雪で汚れてしまっては大変ですからね。
そんな古くから着物や織物に使われてきた古典的な柄
今週の手ぬぐいは「矢絣」です。
紫色の地色に白で矢羽の柄を抜いています。
日本では非常に古くから使われている模様で、
本来は矢羽模様の絣を指していたそうです。
江戸時代には、結婚の際に矢絣の着物を持たせると
出戻ってこない(射た矢が戻ってこないため)といわれるようになり、
縁起柄とされるようになったため、
小紋などにも矢羽模様が使用されるようになり、
矢羽模様をさして「矢絣」と呼ぶようになったそうです。
明治・大正の時代に女学生の間で
袴に合わせる着物の柄として大流行し
(「はいからさんが通る」という漫画でも着てましたね)
今では、卒業式で着られるのがよく見られますね。
また最近ではテレビや映画などで大奥の女中が着ている柄としても
目にすることが多いかと思います。
そんな衣装や柄をちょっと気にして見てみると、
また違った楽しみ方も出来ますよ。
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