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2025/06/11 11:53 |
今週の手ぬぐい 「三猿」
今日の札幌は、どんよりと曇り肌寒い天気で
寒さも日に日に厳しくなってきています。

数日前から雪を告げる雪虫も飛んでいますが
実際に雪が降るのはもう少し先でしょうか。

そろそろニュースなどで初冬の風物詩
猿が集まって暖をとる猿団子の画像を目にしますね。
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もう少し寒くなると温泉に入る猿のニュースも流れてきますよね。

そんな、今週の手ぬぐいは「三猿」です。
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鮮やかな黄色の地色に、
それぞれ、目・口・耳を押さえた「見ざる、言わざる、聞かざる」の柄を
焦げ茶色で全体に散りばめ、
その中にマドンナ?なのか薄紫色と、ボス?なのか灰色の猿も所々混じっています。

古くは孔子の「論語」でも「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿動」
(礼にあらざるものを視るなかれ、聴くなかれ、おこなうなかれ)と書かれ、
また世界各地でも”Three wise monkeys”と言われ
同じ意味を持つ言葉で伝えられているそうです。

徳川家康を祀っている日光東照宮に飾られた
三猿の彫刻が有名ですね。

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2009/10/26 14:02 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週の手ぬぐい 「江戸町火消四十八組」
今日の札幌は、先程までの強い日差しを厚い雲が多い
一気に空が暗くなり、今にも雨が降り出しそうな天気です。

これからの時期は空気が乾燥し、
火事が起こりやすいので注意が必要ですね。

そんな、今週の手ぬぐいは「江戸町火消四十八組」です。
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紺色の地色に、白抜きや枠抜きそして点線抜きなど
様々なパターンで四十八組の名前が書かれた木札の柄を散りばめています。
江戸の粋を感じさせ、文字を探す楽しみもありますね。


江戸町火消しは、八代将軍吉宗の時代より始まり
町人達が自治的に設けた火消し組織で
いろは文字にあてた四十八組で構成され
(「へ」・「ら」・「ひ」・「ん」は縁起や頃が悪く、
それぞれ「百」・「千」・「万」・「本」があてられています)

纏いを振り、火事場で活躍する様は「江戸の花」とも呼ばれたそうです。
反面、火消しには鳶職人たちが多く喧嘩も多かったようで
当時「め組の喧嘩」という大騒動を起こし、
歌舞伎の演目にまでなったため「め組」が有名ですね。


すでに札幌市内の平地でも木々が色づき始め、
先週の定休日に訪れた大通公園でも紅くなった紅葉が目立ち
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今日、通勤途中でも真っ赤に色づいていましたよ。
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2009/10/19 13:36 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週の手ぬぐい 「紅葉文様」
今日の札幌は、ここ数日の荒れた天気とは打って変わり
気持ちよく晴れて暖かい日差しが差しています。

昨日一昨日と日中の気温も低く
街路樹や庭の木々も徐々に色づき始め
枯れ葉が風に舞い始める風景も目に付き始めてきました。

そんな秋を感じさせる
今週の手ぬぐいは「紅葉文様」です。
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手ぬぐいの横方向にかけて
鮮やかな黄色から濃い赤色に変わるよう
グラデーションで染められ
小さな表裏のモミジを白抜きで散りばめています。

実際の紅葉を思わせる鮮やかなグラデーションは
広げて飾ったり、テーブルセンターなどで季節感を演出させたいですね。


紅葉は、落葉樹が色づく様の「こうよう」とも
「こうよう」の立て役者でもあるカエデ科の「もみじ」とも読め
一般的には木々が色づく様全般を差すことが多いようです。
紅葉も細かく分けると、紅く色づく「紅葉」
黄色く色づく「黄葉」、褐色に色づく「褐葉」の3種類に分かれ
以上全般を纏めて「紅葉」としています。

平安時代などから紅葉(こうよう)を見に行楽する習慣が始まり
モミジの葉の模様はシンプルさから文様としても多用され
着物や帯、そして簪などの小物類に至るまで見ることができます。
同じ科でもあるカエデ(メープル)の葉はカナダの国旗にも使われていますね。

これは数年前に撮した大通公園のイチョウです。
これは黄葉ですね。
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2009/10/12 13:08 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週の手ぬぐい 「うさぎ」
今日の札幌は、昼過ぎから雨が降り始めて
一段と寒さも増してきました。
もう帰宅する時間になると、
長袖どころか上着が必要になってきました。

先週、お伝えしましたが先日3日は「中秋の名月」十五夜でしたね。
雲もなく綺麗にお月様も見えました。
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煌々と輝く月は、さすがに月見をするだけの見応えがありますね。

ウサギは見えたかな?
ということで、今週の手ぬぐいは「うさぎ」です。
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紺色の地色に白抜きで、
丸くなって横を向いたり、正面を向いたりしたウサギの柄を配しています。
まん丸なウサギは月を思わせますね。


ウサギは古くから親しまれている小動物で
「古事記」の「因幡の白兎」や「かちかち山」や「ウサギとカメ」などにも登場します。
いずれもすばしっこくて、ずる賢いけどチョット抜けているキャラクターで描かれることが多く
往々にして最後には痛い目に遭ったりすることが多いようです。

他には、ことわざや慣用句などに使われることも多く
「脱兎の如く」や「二兎を追う者は一兎も得ず」など身近に使われていますね。
最近は、鳴き声が小さく世話が簡単なためペットとしても人気が高いようです。

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2009/10/05 13:33 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週の手ぬぐい 「月の満ち欠け」
今日の札幌は強い風が吹き、雨も降ってきました。
荒れた天気になりそうです。

昨日までは雲もなく良い天気で
昼間でも綺麗な半月を見ることが出来ました。
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ここから徐々に大きくなっていき、
今週土曜、10月3日は「中秋の名月」十五夜です。

とくれば、当然今週の手ぬぐいは「月の満ち欠け」です。
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月夜の夜空を思わせる濃い青色の地色に
黄色で、五列に渡り月の満ち欠けした様を順に並べて配しています。
同じ柄が並ぶのではなく、徐々に変化していくので
畳んで使うよりも、テーブルセンターなど大きく広げて使いたいですね。


北半球では太陽と月の角度から一番綺麗に月が見える時期が
陰暦(旧暦)の8月15日に当たることから
供物を捧げ豊作を祈った事から月見が始まったそうです。

旧暦の8月15日が「十五夜」、9月13日が「十三夜」と呼ばれ
平安時代から貴族達が詩歌を呼んだそうです。
ちなみに十五夜に供える、並べて積んだ団子は元々里芋だったそうです。
「月見」は習慣だけではなく、「月見そば」や最近では「月見バーガー」など
卵を落として月に見立てることも多いですね。

今年は、例年に比べてチョット遅いですが
たまにゆっくり眺めて先人達の思いに耽ってみるのも良いかもしれません。

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2009/09/28 14:03 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい

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