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2025/06/14 14:59 |
今週の手ぬぐい 「雷様」
今日の札幌は、朝から小雨がパラついていましたが
昼になって晴れ間が出てきました。

ついにお盆も過ぎ、
短い北の夏も終わりに差し掛かってきました。
特に今年は6・7月に晴れ間が少なく
8月に入ってから夏らしい日になったので
例年に比べてとても短く感じます。
昨年のように残暑が厳しくなるのでしょうかね。

そんな夏から秋にかけて活躍する神様
今週の手ぬぐいは「雷様」です。
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薄い黄色の地色に、
紺色の塗りつぶしと白抜き二種類の太鼓を叩く雷様を配し
黒のグラデーションをかけた雲の柄と
赤で稲光、黄土色で太鼓の柄を散りばめています。
色数も多く華やかですね。


雷様は、天神様とよばれる民間信仰の神様であり
「雷神」として神道での神様の一種でもあります。
日本の農耕生活、特に稲作で夏から秋にかけて雨をもたらす雷を
稲を膨らます役割から「稲妻」や「稲光」と呼んできました。
「雷」は夏の季語ですが、「稲妻」が秋の季語となっているのは
そんな意味合いがあるのでしょうね。

また、菅原道真が死して天神様に変わったと言われ
道真の死後、多数の雷が各所に落ちたにも関わらず
道真の領地である桑原だけ雷が落ちなかったところから
雷除けの言葉として「桑原、桑原(ここは桑原です)」と唱えられてきたとのことです。

ドリフ世代としては高木ブーの雷様がお約束ですね。

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2009/08/17 13:00 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週の手ぬぐい 「ひまわり」
今日の札幌は8月になったというのに
やはりどんよりとした雲がかかり
今にも雨の降り出しそうな空模様です。

太陽が恋しいのは人間だけではありません
植物だって強い日の光を欲しているはずです。
特に、夏を代表し太陽に向かって花を咲かせる
この花は尚更でしょう。

というわけで、
今週の手ぬぐいは「ひわまり」です。
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珍しい黒い地色に、
鮮やかな黄色で大輪のヒマワリを散りばめています。

ヒマワリは、夏に花を咲かせる菊科の植物で
花は観賞用として、また種は食用や搾って油を取ることが出来るので
広い地域で栽培されています。
その花が太陽に向かって咲くところから
和名では「向日葵」と書かれています。

最近では、ヒマワリ油をバイオディーゼルとして使用する研究も進められており
それにより転作が増え、小麦や綿花などの価格が高騰したのが記憶に新しいですね。


昨年、北海道でも有数のひまわりの産地
北竜町で行われた「ひまわりまつり」に行った際に撮った写真です。
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眼下一面に広がるヒマワリ畑は、なかなか圧巻でしたよ。
昨年はギリギリ間に合った位でチョット伸びすぎていたので
今年はもう少し早い時期に行ってみたいですね。

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2009/08/03 12:37 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週の手ぬぐい 「金魚」
今日の札幌は夏の強い日差しを薄い雲で覆い
時折強い日差しが降り注ぎます。
雲のせいもあってか、とても蒸し暑く北海道の夏とは思えません。

昨年は、晴れの日も多く店の窓を毎日のように洗っていたのですが
今年は雨や曇りが多く回数が少ないです。
筋向かいの生パスタ屋さんでも例年この時期には
店の入り口で「金魚すくい」をやっていたそうですが
今年は夏らしくない天気が多いので取り止めたとのことです。

せめて当店の店先くらいでも「夏らしさを出さねば!」ということで
今週の手ぬぐいは「金魚」です。
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白地に緑の水草と、赤で小さな金魚の柄を配しています。
金魚も上から見た姿や横から見た姿、尻尾の向きなど微妙に違っています。


金魚は中国で古くから皇帝や貴族などに愛され珍重されてきました。
日本には鎌倉時代に伝わってきたとされ
江戸時代には豪商がガラス鉢に入れた姿を眺める事により暑気払いした事から
後に庶民の愛玩動物として流行し、金魚売りや金魚すくいなどが行われたそうです。

その美しさを際立たせるために品種を掛け合わせ
より美しい色や大きなヒレを持たせるようにされ
現在も和錦・琉錦・出目金・蘭鋳など他種多彩な品種がいます。
大きく分けると横から鑑賞する種類と、上から鑑賞する種類に分けられ
鯉などと同じように上から鑑賞する種類の方が高価なようです。

そのモチーフや名前は色々なところで目や耳にすることができますね。

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2009/07/27 13:47 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週の手ぬぐい 「かもめ」
今日の札幌は、薄い雲から日差しが差し込んでいますが
風は冷たく、気温はそれほど高くありません。

せっかくの3連休ですが
昨日は一日中雨が降り続いていましたので
今一つ天気に恵まれないですね。

そんな今日、7月の第3月曜は「海の日」で祝日ですが
やはり夏の海に欠かせない生き物といえば、この鳥です。

今週の手ぬぐいは「かもめ」です。
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両端(片方は写真に写っていませんが)を斜めに濃い紺色と、
中央の淡い水色に白で細かい横線を入れ
その中に白抜きの飛び交う「カモメ」の柄を散りばめています。

二色の青が空と海を感じさせ、白い横線が暑い夏を感じさせますね。


カモメは白く優雅に飛ぶ姿で穏やかな鳥と思われがちですが
凶暴で肉食性が強く、カラスから餌を奪うこともあります。
海から離れている札幌市内の空にも見かけます。

また、風の弱い日などに海沿いの道をバイクで走っていると
横にスーっとグライダーのように近づいてきて
しばらく一緒に並んで併走する事もあったりするなど
人なつっこい部分もあるようです。


自分の生まれ育った町には「鴎島」という
現在は陸続きの小高い島があり
海水浴場や岩場そしてキャンプ場などがあり
小さい頃から良い事や悪い事など、いろんな意味での「遊び場」でした。
まさに「夏の想いで」です。

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2009/07/20 13:22 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい
今週の手ぬぐい 「ほおずき」
今日の札幌は朝から続く雨がようやく止み
薄い雲から時折晴れ間を覗かせています。

7月に入っても気温が上がらず雨の日が多く感じられ
蝦夷梅雨といったところでしょうか。

先週末に行われた浅草・浅草寺境内で行われる「ほおずき市」は
江戸から伝わる夏の風物詩としてニュースや新聞
そしてBLOGなどでもたくさん報じられていますね。

そんな本格的な夏到来の願いも込め
今週の手ぬぐいは「ほおずき」です。
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白地に鮮やかな朱色で「ほおずき」の袋と、剥かれた果実を配し
まだ熟しきれていない緑色の袋もわずかに散りばめています。

ホオズキはナス科の植物で果実を付けます。
名前の由来としては、子供達がその果実を鳴らす際に
頬を膨らませる所「頬付き」からきたという説があるそうです。

ちなみに浅草寺で「ほおずき市」の行われる七月十日は
本来『四万六千日』と呼ばれる「一年で最も功徳のある日」と言われ
人々が少しでも早く詣るため前日から人が集まるので
九日・十日の両日が『四万六千日』の縁日となったそうです。
その際に、ちょうど開花時期が近く、冷え性や腹痛などに効く薬草であり
災難避けなどにも使われていたホオズキ売りが行われるようになったそうです。


その鮮やかな『陽』の色と
漢字で書くと「鬼灯」、花言葉は「偽り」、
また江戸時代には堕胎剤として使われるなど『陰』の部分も併せ持っていますね。

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2009/07/13 14:01 | Comments(0) | TrackBack() | 手ぬぐい

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